シェアする

腎臓内科【腎センター】

Nephrology

慢性(糸球体)腎炎

症状

尿蛋白

血尿

浮腫

検査

検尿

血液検査

腎生検(4泊入院)

治療

ステロイド治療

扁桃腺を含む口腔内感染によって、IgA腎症を起こす異常なIgAが産生されると考えられており、その原因を除去するために行います。また、ステロイドパルス療法はすでに血中に存在する異常IgAや腎臓に沈着しているIgAを抑えるとともに、糸球体で起きている炎症も抑制する効果があります。

免疫抑制薬

ステロイドの効果が不十分の場合、あるいはその効果を補助するために、免疫機能を抑える薬を使う場合があります。

扁桃腺摘出(耳鼻科に依頼)

扁桃腺を含む口腔内感染によって、IgA腎症を起こす異常なIgAが産生されると考えられており、その原因を除去するために行います。

血漿交換

病因物質を選択的に除去し、必要な血漿を補う療法
血液中の血漿だけを交換するので血漿交換法と呼ばれます。病因物質を除去するためには、まず血液から血漿成分だけを分離し、その血漿は全て廃棄します。そのままでは体に必要な成分も失うことになるので、代替の血漿成分を浄化した血液とともに戻します(単純血漿交換療法)。肝臓が機能しなくなったときなど、除きたい成分が多数ある場合や、血中の成分を除く方法がほかに見つからない場合にも用いられます。

尿毒症、末期腎不全

症状

倦怠感:腎性貧血

食欲低下

出血傾向(皮下出血、下血、鼻出血、歯肉出血など)

夜間尿:濃縮力低下

検査

血液検査

腎臓超音波検査:腎サイズ/嚢胞

治療

食事療法:塩分・蛋白・カリウム制限

腎不全の食事療法では、たんぱく質や塩分のとりすぎは腎臓に負担をかけてしまいます。これらを制限する事で弱っている腎臓を保護していきます。

薬物療法:降圧薬・エリスロポエチン製剤(皮下)

腎不全では尿量の減少による体液量の増加や動脈硬化の進行により、高血圧の頻度が高くなっています。適切なドライウェイトでもなお血圧が高い場合は、降圧剤を内服し適切な血圧を維持することで、生命予後を左右する循環器系合併症を予防します。

生活指導:脱水対策・脱水予防・体重測定・血圧測定・禁煙

腎機能が低下してくると、尿毒素を濃縮して排泄することが困難になるため希釈尿となり、尿毒素の排泄のためには、摂取水分量を多くして尿量を増量し、機能を維持することになります。

腎代替療法:移植・血液透析・腹膜透析

腎代替療法は、食事療法や薬物療法でも腎不全症状が改善しない場合に適応となります。それぞれの治療には利点、欠点がありこれらを十分患者さん本人が理解し的確に選択し、治療を行う必要があると考えております。

シャントPTA

血液透析患者さんのシャントトラブルに対してバルーンによる狭窄部位拡張を行います。

コレステロール塞栓症

症状

動脈カテーテル検査

大血管手術後に足趾の有痛性色素班

検査

血液検査

皮膚生検

治療

体外循環によるコレステロール吸着

動脈硬化性プラークの破綻によりコレステロール結晶が飛散し、末梢小動脈を塞栓し、他臓器に重篤な障害が発生するコレステロール塞栓症のうち、血管内操作および血管外科的手術が誘発因子となり、腎機能障害を示した患者さんを対象として、リポソーバーLA-15 を用いた血液浄化療法と薬物治療の併用により、腎機能の改善を目指します。
この治療は現在、国の先進医療として認められています。

受付時間 (診察開始8:30〜)
新患/8:10〜11:00 再来/8:10〜11:30
*詳しくは各診療科案内の外来医師担当表をご確認ください。
休診日
土・日曜日、祝日、年末年始

〒802-8555
福岡県北九州市小倉北区浅野3丁目2-1

093-511-2000(代表)