血管外科
Vascular Surgery患者さんにとって
最適な血管治療を実施
血管外科では、腹部および四肢における動脈疾患および静脈疾患に対する診療を行っています。特に下肢の閉塞性動脈硬化症に対する治療では日本有数の血行再建(下肢動脈バイパス術)症例数があり経験豊富な医師が診療に当たっています。近年血管内治療(カテーテル治療)が急速に進歩しており、これを主に行っている循環器内科と密に連携を図り、患者さんにとって最適な治療方針を決定しています。腹部大動脈瘤の治療においてはステントグラフト内挿術(腹部を切らずに治療する方法)をいち早く導入し、年間約100例の腹部大動脈瘤手術のうち60%以上がステントグラフト治療になっています。静脈疾患でも下肢静脈瘤に対するレーザー治療など最新の治療を導入していますが従来のストリッピング手術も行っており、個々の患者さんの状態に合わせた最適な治療法を選択しています。