治療実績
57件
(2023年実績)
レーザー:35件 ストリッピング:22件

2ヶ所のリングからレーザー光が照射される最新レーザー機器
下肢静脈瘤とは?
下肢静脈瘤は足の血管の病気です。下肢とは足のことで、静脈瘤は血管(静脈)が文字どおりコブ(瘤)のようにふくらんだ状態のことをいいます。下肢静脈には筋肉の中を走る「深部静脈」と皮膚と筋肉の間を走る「表在静脈」があり、静脈瘤ができるのは皮膚に近い伏在静脈と呼ばれる表在静脈です。下肢の静脈には血液が重力によって足先へ逆流しないように弁がついていますが、それらの弁が壊れると血液の逆流が起こり、うっ血が生じて血管の拡張や蛇行することによりコブができます。これが下肢静脈瘤です。

最新のレーザー治療機器
下肢静脈瘤血管内レーザー焼灼術は、静脈弁不全を伴った伏在静脈内にレーザー光を照射し、収縮・閉塞させて静脈逆流を止めることを目的とする方法です。当院が使用しているELVeSレーザー1470には大きく以下の特徴があります。
- ・手術部位の創がほとんど残りません。
- ・2ヶ所のリング(レーザー照射部)から全周的にレーザー光が照射されます。
- ・局所麻酔、TLA麻酔施行可能なため、治療後すぐに歩けます。
2名の下肢静脈瘤に対する血管内レーザー焼灼術 実施医
ELVeSレーザー1470を使用するには、日本静脈学会、日本脈管学会、日本血管外科学会、日本インターベンショナルラジオロジー学会、日本皮膚科学会および日本形成外科学会にて構成される血管内焼灼術実施・管理委員会にて策定された「下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術の実施基準」による実施施設及び実施医認定の取得が必要です。当院は実施施設基準を満たすだけでなく、2名の実施医が在籍しています。

血管外科主任部長
岡崎 仁
- ・日本外科学会 認定医・専門医・指導医
- ・3学会構成心臓血管外科専門医
認定機構 専門医 指導医 評議員 - ・日本脈管学会認定 脈管専門医
- ・腹部大動脈瘤ステントグラフト指導医
- ・日本血管外科学会 評議員
- ・下肢静脈瘤に対する血管内レーザー
焼灼術の実施基準による実施医

血管外科部長
田中 潔
- ・日本外科学会 認定医・専門医
- ・3学会構成心臓血管外科専門医
認定機構 専門医 - ・日本脈管学会認定 脈管専門医
- ・日本血管外科学会認定 血管内治療医
- ・日本静脈学会
- ・腹部大動脈ステントグラフト 指導医
- ・下肢静脈瘤に対する血管内レーザー
焼灼術の実施基準による指導医