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VATS

交流電流腫瘍治療システム(製品名:オプチューン®︎)

電場腫瘍治療とは?

剃髪した頭皮にアレイと呼ばれる電極パッドを貼り、低周波の交流電場を持続的に発生させて脳腫瘍細胞の分裂を阻害する治療法です。電場は、急速に分裂する主要細胞に対して影響を与えますが、ゆっくりと分裂する正常細胞にはほとんど影響を与えません。オプチューンは、腫瘍細胞を標的とする局所に限定した非侵襲性の治療法で化学療法などで見られる吐き気、食欲不振、血球数の減少などの前進性の副作用を増大させることのない治療法です。

対象及び治療実績は?

初発膠芽腫と診断された脳腫瘍の患者さんが対象です。診断後、手術もしくは初期治療の放射線療法、それと併用して行われる化学療法(テモゾロミド)が終了した患者さんに維持療法として使用される治療器具です。治療後退院して4〜7週間後のタイミングで維持化学療法と組み合わせて使用します。日本では2017年12月に保険適用となり日本ではのべ1,000人以上の患者さんが治療を受けています。(2022年3月現在)

医師の紹介

脳卒中センター長 波多野 武人

充実した検査・治療機器に加え、医師のみではなく患者様に関わる全てのスタッフがより良い治療を提供すべく日々努力を重ね、特に脳卒中においては国内で最も信頼される施設の一つに成長しています。
脳卒中のみでなく脳神経外科の多くの疾患で予防や早期治療が大切です。ご心配なことがあれば早めにご相談ください。

  • 京都大学医学部臨床教授
  • 京都大学 医学博士
  • 日本脳神経外科学会 指導医 専門医 代議員
  • 日本脳卒中学会 専門医 代議員 幹事
  • 日本脳神経血管内治療学会 指導医 専門医 九州地方会幹事
  • 日本神経内視鏡学会技術認定医
  • 日本脳卒中の外科学会 技術指導医 代議員
  • 日本心血管脳卒中学会 評議員
  • 日本脳神経外科コングレス
受付時間 (診察開始8:30〜)
新患/8:10〜11:00 再来/8:10〜11:30
*詳しくは各診療科案内の外来医師担当表をご確認ください。
休診日
土・日曜日、祝日、年末年始

〒802-8555
福岡県北九州市小倉北区浅野3丁目2-1

093-511-2000(代表)