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Live Demonstration in Kokura

The 34th Live Demonstration in KOKURAの風景(2017年5月)

良質な医療(PTCA)を
世の中に広めるために、
多くの医者に技術を公開。

小倉ライブは1984年に延吉正清名誉院長が医療(PTCA)の普及のために始められました。延吉先生はその当時の事を次のようにお話しされています。
その当時の医者の中には自らの技術を「秘伝」と称し、限られたもののみに伝えるという「偏狭な」考え方をする人もいた。しかし、それではいい医療が世の中に広まらないと考えて、多くの医者に技術を公開することにした。すると、たくさんの見学者が小倉記念病院を訪れるようになり、カテ室だけではPTCAを教えることが出来なくなった。そのために小倉ライブを行うことにしました。
よりよい医療を世の中に普及するためには技術を見て学ぶ機会が必要だとの信念からこの会が誕生したわけですが、30年たった今でもその理念は色あせていません。心臓血管の治療方法は時代と共に進化してきましたが、小倉ライブは今後も新しい治療方法を世の中に広める社会貢献を行っていきます。

安藤 献児

(第一回日本冠動脈形成術研究会 1985年7月27日 小倉医師会館)

良いものは普及させる。

〜全国どこでも同じレベルの治療が受けられないといけない〜

1984年に小倉で初めてPTCAのライブを開催しました。米国での第一人者であるドロス先生に来ていただき手技を実演してもらったのが昨日のことのように思い出されます。私が心臓病の治療としてカテーテルによる治療、PTCAに取り組むようになって30年あまりの時間がたちました。現在のPTCAの進歩と普及には、私が始めたころの手探りの状態と比較すると隔世の観があります。私の経験では カテーテル治療の勉強には上手な術者の手技を実際に見ることが一番役に立ちました。 そこには教科書を読むだけでは理解できないポイントやコツが多くあるからです。「小倉ライブ」はPTCAの知識と技術を普及させるため、これからもその役割を果たします。

延吉 正清 談

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