難治性高コレステロール脂質異常症 専門外来
症状
家族性コレステロール血症による冠動脈疾患発症リスクがある、糖尿病・高血圧等リスク重責患者、冠動脈疾患再発を繰り返す患者さん

冠動脈疾患発症の予防につながる。
2017年12月、難治性高コレステロール脂質異常症の専門外来を新設しました。本邦におけるLDLコレステロールの冠動脈疾患二次予防目標値は100mg/dl未満とされていますが、家族性コレステロール血症による冠動脈疾患発症リスクのある患者さんや、糖尿病・高血圧等リスク重責患者、さらには冠動脈疾患再発を繰り返す患者さんにおいて、コレステロール管理が難しいケースがあります。しかし、こういった患者群にこそ、LDLコレステロール値の厳格なコントロールを行うことで、冠動脈疾患発症の予防につながると考えられています。 近年、これまでの内服治療に加えて、上乗せ効果が期待できる注射薬も登場したことにより、LDLコレステロール値への注目が、さらに高まってきています。
受診方法
かかりつけの先生とご相談のうえ、当院の医療連携室を通じてご予約をお願いします。
診察日
予約制
毎週月・水曜日/担当医:曽我芳光
毎週火・木曜日/担当医:道明武範
以下の症状をお持ちの患者さんは、 LDLコレステロール値の厳格なコントロールを行うことで、冠動脈疾患発症の予防につながると考えられています。
高コレステロール血症
(空腹・食後を問いません)
◎血清総コレステロール≧260 mg/dl
◎血清LDLコレステロール≧180 mg/dl
高トリグリセライド血症
血清中性脂肪
空腹時≧500mg/dl or 食後≧1000mg/dl