2015 初期臨床研修医

Junior Resident

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小倉記念病院を研修先として選んだ理由は何ですか?

北九州市門司区出身で、以前の小倉記念病院の産婦人科で産まれ、小児科にお世話になっていました。医師を志した一因として小倉記念病院との関わりが挙げられるかもしれません。宮崎大学へ進学し、卒後は地元で 研修をしたいと考えました。慣れない土地での研修よりは慣れた土地で、患者さんとのコミュニケーションも取りやすいのではと思ったからです。小倉記念病院を選択した理由としては、地域の中核病院であること、また研修医が少人数であり、多くの症例や手技を経験できることも魅力的だと感じたからです。

ローテーション(選択診療科)はどのように決めましたか?

大学の臨床研修で興味をもった耳鼻咽喉・頭頸部外科を二か月間選択しました。学生のときとは違って、実際に手術を経験することもできました。循環器や脳神経疾患症例が多い印象のある病院ですが、他の診療科も個々にさまざまな症例を扱っており、どの診療科の先生方も指導熱心です。どこをローテートしても充実した研修ができます。どれだけの知識を得て、どれだけの経験を積むかは本当に自分次第です。

研修1年目を振り返った感想

初めのころはいつも病棟にいました。何をするにも時間がかかります。一つ問題が起こると、複数のわからないことが生じて、患者さんに細かく問診したり、看護師さんに相談したりしてまずは自分で考えるよう努力 しました。当院には向上心の高く知識豊富なスタッフがたくさんいるので、指導医以外の方々も私たちに色々と教えてくれます。そういった経験から、今では少しずつスタッフの方に頼ってもらえる機会もあります。自分自身が医療現場の一員としてできることが増えると、やる気も出てきます。

後輩へのメッセージ

地元だからと若干安易に研修先を決めている私ですが、実際には各科の魅力的な先生に刺激を受け、新しい進路も考えるようになりました。同期とは飲み会をしたり、旅行をしたり、ときには症例について語ったり (笑) 、仲良くやっています。学生時代と違って、無理をしなくてはいけないこともありますが、同じような環境に身を置いている同期は本当に支えになります。さらに当院で初期研修をされた先輩方も多数おられ、食事に行って相談にのっていただいたりしています。まだ進路が決まっていない方や様々な症例や手技を経験したい方には、当院で研修をしていただきたいと思います。ぜひ小倉記念病院に見学にいらしてください。お待ちしています。

初期臨床研修医の1日

8:00 病棟回診
10:00 手術研修
12:00 初期研修医仲間と休憩
14:00 指導医からのレクチャー
17:00 カンファレンス
北九州マラソンを疾走