視能訓練士

Orthoptist

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小倉記念病院で乗り越えた壁

経験したことがない症例でスキルアップ

以前、勤めていた開業医では受診患者も少なく患者さん1人に対する検査に時間を長くかけることができました。記念病院では開業医と比べものにならないくらい患者さんが多く、検査も迅速かつ接遇も雑にならないよう気を配ることが大変でした。また慣れない電子カルテで患者さんの経過を把握しつつ同時進行で検査をすすめることがなかなかできず、検査が途中で止まってしまっていたことや経験したことがない重症な症例も多々あり、その症例に対する臨床所見など予測を立てられず検査を進めることもありましたが、いまではそういったことにも対応できるように成長できたのではないかと感じます。小倉記念病院に勤めて3年目を迎えましたがまだまだ未熟である部分は多く、こらからもスキルアップを目指し日々前進していく心構えです。

小倉記念病院を志望した理由

知らない知識を深める

大学を卒業してから3年間は開業医に勤め眼科一般検査をふくめ斜視、弱視を主に勉強させていただいていました。視能訓練士として4年目を迎えるにあたり、自分のスキルを総合的にもっと高めたいと思い、眼科全疾患を扱う総合病院などで働きたいと思ったのがきっかけでした。募集が出たときに小倉記念病院に一度見学に行きましたが、平成22年に新築移転したため外観は新しく綺麗で、廊下や待合室、検査室などそれぞれの空間が広く造られているのが印象的でした。記念病院に紹介されてくる疾患には白内障、緑内障はもちろんですが糖尿病網膜症、ぶどう膜炎や加齢黄斑変性などの網脈絡膜疾患などが多いため、HRA2という機械を使って蛍光眼底造影検査をする機会が多いです。HRA2は画像を鮮明に捉えるだけでなく造影の経過を動画で撮ることできるため、網膜血管閉塞症などに視られる血流の遅延などを逃さず捉えることができます。見学時、HRA2の面白さに魅力を感じたことや、まだまだ知らない知識を深めながら日々勤めていくことで今まで以上にレベルアップできると思い小倉記念病院を志望しました。

視能訓練士の1日

9:00 眼鏡合わせ
10:00 視野検査
12:00 昼食
14:00 HRA2検査
17:00 画像カンファレンスに参加
18:00 同期と飲み会で気分をリフレッシュ