作業療法士

■小倉記念病院でやりがいを感じることは？

見えない部分で力を発揮することができる

作業療法士の仕事や働きというのは目に見えにくい部分があると思います。当院での作業療法の主な対象疾患は脳神経外科・神経内科・整形外科・循環器・呼吸器・がんリハ・病術後の廃用症候群等の疾患においてチームに分かれ幅広く専門的な分野で働くことができています。特に脳神経外科血管内治療・神経内科治療前後の高次脳機能評価介入、脳卒中後の高次脳機能障害評価介入においては専門職として患者さんの少しの変化でも見落とさないやりがいを実感しています。また自宅復帰に向けたADL、IADLの再獲得や回復期・生活期リハビリとの連携に貢献し、専門職としての重要性を感じながら毎日が奮闘ですが充実した日々を過ごすことができています。

■これからの夢・希望

患者さんに信頼される人間性と医療知識を備えた作業療法士

当院での幅広く、専門的な分野に対応できる医療知識、技術を高めていくと同時に作業療法士としての専門性を発揮していきたいと思います。今後の目標として、よりエビデンスに基づいた評価、リハビリをすすめていき自宅復帰に向けた高次脳機能評価、上肢機能、ADL、IADL、QOL回復を実践できる。生活機能を評価し元の生活へ少しでも戻れるよう生活マネジメントの構築ができる作業療法士を目指していきたいと考えています。また病期全体を通した視点を持ち患者さんの生活に思いを馳せる感性を持って回復期、生活期リハビリとのシームレスな作業療法を実践していきたいと思います。