理学療法士

Physical Therapist

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小倉記念病院でやりがいを感じることは

医療チームが一丸となった包括的アプローチ

私は現在、がんリハビリテーションの分野で業務を行っています。リハビリを行う患者様の中には手術や化学療法などの治療に対して恐怖心や不安を強く抱かれている方も少なくありません。私は患者様に対して医療を提供する際には、医療チームが一丸となった包括的アプローチが重要だと感じています。一人の力は小さくても、束になれば、それは大きな力になります。私は、ご本人の苦痛や倦怠感を他職種間で共有し、恐怖心や不安を少しでも軽減させ、患者様のご希望にお応えできるように医療を提供することが医療従事者の重要な役割であると考えています。当院は、他職種参加のカンファレンスや病棟内でも気楽にコミュニケーションがとれる職場です。私はそのように他職種で治療に立ち向かう患者様を支えていくことに当院でのやりがいを感じています。

夢、希望

今できる最高の理学療法を

私の学生時代の恩師からの言葉で、大変心に残っている言葉があります。それは「目の前にいる患者様に対して、今できる最高の理学療法を提供する」という言葉です。その言葉は当時学生だった私に、すごく印象に残った言葉でした。治療前に恐怖心や不安を抱かれている患者様、治療後に疼痛と戦っておられる患者様に対して、今できる最高の理学療法を提供できる理学療法士になることが私の夢や希望であり、目標です。その為には、自身の現状のアプローチやコミュニケーション能力に満足することなく、「生涯学習」をスローガンとして日々の業務に取り組む姿勢が必要であり、現在もその目標に向かって努力しているところです。

理学療法士の1日

8:10 カルテからの情報収集
10:00 がんリハ情報交換
13:00 看護師との情報交換
15:00 リハビリ室で歩行訓練
16:30 カルテ記載
19:00 子供たちと格闘!