臨床工学技士
Clinical Engineer

■やりがいを感じること
私は新卒で入職してから、手術室やME室、集中治療室などで、意識のない患者様を主な対象とした業務に携わってきました。これまでは、現場の環境を整えることや、職員同士で協力し患者様の治療に向き合うことにやりがいを感じてきました。4月からは高気圧酸素治療業務を担当し、患者様と直接会話しながら治療を進めることができるようになり、今までとは違ったやりがいを感じています。患者様の不安を少しでも和らげ、安心して治療に臨んでもらえるよう心がけています。小倉記念病院は、チームで支え合いながら前向きに働ける環境が整っており、私もその一員として成長し続けたいと思っています。

■入職希望者へのメッセージ
当院では、カテ室業務、透析室業務、人工心肺業務、手術室業務、ダヴィンチ業務、工学室業務、高気圧酸素治療業務など、臨床工学技士が関わる業務領域は非常に広く、多岐にわたります。責任の大きな業務が多く、現場では迅速かつ的確な対応が必要とされますが、その分、得られる経験は深く濃いものです。各分野での役割が明確にあり、自身の担当領域における専門性を高めていくことができます。業務は多岐にわたる一方で、それぞれが独立しているわけではなく、現場では複数の専門領域が連動して動いています。そのため、臨床工学技士には広い視野と柔軟な対応力が求められます。多様な業務を通じて、臨床工学技士としての幅を広げたい方にとって、非常に充実した環境です。