看護部

Nurse

【脳卒中リハビリテーション看護認定看護師】

もどる

脳卒中リハビリテーション看護認定看護師を目指した理由

苦難を乗り越えた先に見えるもの

私が脳神経疾患領域の看護師になって7年が過ぎようとする頃でした。患者さんとの関わりや後輩指導を行う中で、自分自身の看護について「これが本当に正しいのか、根拠のある看護が行えているのか」と迷いが生じていました。そんな中2009年4月、新たな認定看護師分野として脳卒中リハビリテーション看護認定看護師教育課程が開校されることを知りました。脳神経疾患看護について専門性を高めたい、自信を持って看護がしたいという思いで認定看護師を目指しました。教育課程では、全国から同じ思いの看護師が集まり互いに刺激し合いながら過ごしました。レポート提出、テスト、グループワーク、臨床実習、事例発表と看護学生に戻ったような課題に追われる生活でしたが、この苦しかった生活を一緒に乗り越えた同期の仲間は、今でも私の支えになっています。

現在の活動

職種の垣根を越えて同じ目標を目指す

SCU(Stroke Care Unit)脳卒中集中治療室に勤務しています。自部署での活動は、患者さんのカンファレンスを開催したり、ベッドサイドで具体的な援助方法について検討したりしています。また、脳卒中患者さんは発症直後から医師、看護師、PT、OT、ST、MSWなど、さまざまな職種が関わります。お互いが情報共有できるように他職種が参加する症例カンファレンスも開催しています。院内での活動はSCUから転科転棟した患者さんの訪問やラダー教育や脳神経外科セミナーで講義を担当しています。