保健師

Public Health Nurse

もどる

保健指導をどんな思いでおこなっているか

「まだまだやれる自分」に出会ってもらいたい

「最近、中年太りでさぁ」なんて笑っているそこのお父さん!突然死は他人事と思っているでしょう?笑っている場合ではないですよ!と言うのは、腹囲を計測する保健師の心の声です。健康管理センターでは、健診業務を行いながら、契約機関のメタボ該当者様に、毎日減量や禁煙の指導を行っています。病院は、「発症した瞬間にどのような処置をおこなうのか」に全力を注ぎます。しかし、保健師の役割は、崖から落ちかかっている人をどうするかではなく、崖から落ちないために安全な道を案内することだと思います。ですが、メタボのようなちょっと基準をこえているくらいの数値は、軽く受け止められがちです。「減量や禁煙なんて、意思も弱いしどうせ無理」と思っている方々のやる気を出させるのはかなりの難題なのです。
私たちの支援で、ちょっとだけ真面目に取りくむ気になり、「まだまだやれる自分」に出会うことができた、そんな体験をしてもらえたら、こんなに嬉しいことはありません。これからも、保健師ならではの伝え方、引き出し方をメンバーみんなで考えていきます。さらに、健康相談や健診後のフォローアップ、さらに職員への禁煙啓発や肥満改善にも力をいれていきたいと思っています。

保健師の1日

8:00 健康診断開始
9:00 特定保健指導
11:00 記録やカルテ作成
13:00 宿泊ドックの生活指導
14:00 保健指導の継続支援
16:00 明日の予定確認