薬剤師

■小倉記念病院で乗り越えた壁

患者さんと接して、今までより世界が広がった

昨年就職して、現在2年目になります。仕事にも慣れ始め、今年の2月からは病棟薬剤師として、新たな業務を担当しています。
これまで調剤業務を主としていた時は、処方箋や電子カルテの情報から患者さんの様子を把握するだけでした。しかし、病棟で実際に患者さんと接して、服薬指導やモニタリングを行うようになり、今までより世界が広がったように感じています。初めのうちは、ベットサイドへ行くのも必要以上に構えてしまい、緊張が患者さんに伝わって不安にさせてしまうこともありました。しかし今では、何気ない世間話など交えたりもしながら、面談や指導が出来るようになり、患者さんから声をかけてもらえることも増えています。
今まで学んだ知識が役に立つこともありますが、まだまだ壁にぶつかったり、悩んだりすることの多い毎日です。そのたびに、病棟の看護師さんや先生方、コメディカルスタッフの皆さん、そして薬剤部の先輩方に相談し、助けてもらいながら乗り越えています。病棟に出て、本当に医療とはたくさんの人たちの関わりがあって成り立っているのだと、改めて実感しました。私自身もそんなチーム医療を担う一員として、患者さんや他のスタッフから信頼されるよう、日々精進していきたいです。

■小倉記念病院を志望した理由

偉大な先輩に追いつきたい

大学卒業後、地元である小倉で就職したいと考えていました。小倉記念病院では、早くから薬剤師の病棟業務に力を入れており、見学の際、病棟で活躍されている薬剤師の方々の話を聞いて、共感を覚え感銘を受けました。今こうやって同じ職場で働くようになり、益々先輩方の偉大さを実感しています。私も、将来そのように後輩から目標とされるような薬剤師を目指しています。