ソーシャルワーカー

Medical Social Worker

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小倉記念病院でやりがいを感じること

その方が生きてこられた歴史を知り、
次の生活をどう構築していくか

小倉記念病院には、毎日さまざまな地域から、いろいろな疾患を抱えた患者さんが来院します。いくつもの問題を抱えながら入院するケース、病気やけがをきっかけに、問題が多重化するケース…それらの問題と向き合う患者さん、ご家族の支援を行うのが医療ソーシャルワーカーです。傾聴し、ともに考え、支援を行います。患者さん、ご家族が目標を見出した時、壁を乗り越えた時などにやりがいを感じます。
急性期の短い入院期間の中で、信頼関係を築くことはとても苦労しますが、その方が生きてこられた歴史を知り、次の生活をどう構築していくか…その尊い作業のお手伝いをする、とても魅力的な仕事であると思っています。

これからの夢や希望

その人らしく生きていけるお手伝いができたらいいなぁ

入職して、12年という月日が経ちました。今回このような機会をいただき、初めて医療ソーシャルワーカーになりたいと思った時、そして働くことになった日の新鮮な気持ちを思い起こすことができました。経験年数だけはどんどん増えていきますが、判断力・決断力に欠けるところがあり、日々葛藤しています。
年を重ね、自身も子どもを持つことができ、今はこれからの子どもたちの未来が明るくあるよう願うばかりです。医療ソーシャルワーカーとして、みなさんのこれからの未来が明るくなるよう、その人がその人らしく生きていけるお手伝いができたらいいなぁと思っています。いつもいい日ばかりとはいかず、苦しい日、不満足な日もあると思いますが、患者さんやご家族が、『今日は良い一日だった』と思いながら眠りにつけるような支援を心がけたいです。

ソーシャルワーカーの1日

8:10 ラジオ体操
10:00 病棟情報交換
13:00 心不全カンファレンス
15:00 学生への実習指導
16:00 記録作業
17:30 家族が待つ自宅へ