心臓血管外科

Cardiovascular Surgery

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小倉記念病院で乗り越えた壁

私は卒後5年目に当施設で心臓血管外科研修を始めました。数多くの手術や病棟での診療など膨大な業務があり、悪戦苦闘する毎日でした。しかし、手術手技や診療において抱える悩みは経験豊富な諸先輩医師や多くの知識をもつ医療スタッフの皆さんの助言で解決されたように思います。心臓血管外科医として手術手技や術後管理に専念でき、自分の限界にチャレンジできるという非常によい環境がこの施設にはあると感じています。また、心臓血管外科の業務において一人では何一つ解決できず、様々な方々の協力があり成り立っているということも学ぶことができました。診療中には緊迫する場面も多々あり、医療スタッフとの連携やコミュニケーションの大切さを学ぶ貴重な経験ができました。医師としてだけではなく、人としても大きく成長していきたいと感じながら現在も日々の診療に取り組んでいます。

小倉記念病院を志望した理由

「心大血管手術の多さと多彩さ」が当施設の特徴であると考えます。手術件数では心大血管手術のみで年間540-570例と非常に多く、その上最先端治療(ステントグラフト治療や経カテーテル的大動脈弁置換術、MICS手術)の導入があるなど、様々な手術を経験することが可能です。また、冠動脈バイパス手術が多く、graft採取など活躍の場がたくさんあることも魅力です。また、集中治療室や病棟での術後管理においては適切かつ迅速な判断が要求され、多くの先輩医師や医療スタッフとのコミュニケーションを通じて自然と管理能力が身についていくものと考えます。
日常診療や手術を共に行い、心臓血管外科医として飛躍することを期待される先生方には是非当院へお越しいただき、活躍していただきたいと考えます。