麻酔科医

Anesthesiologist

【指導医】

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麻酔科・集中治療部主任部長兼副院長
瀬尾 勝弘

1教育体制

麻酔科指導医のもとで多く経験を積む

麻酔科・集中治療部として、手術室の麻酔では、心臓大血管手術の麻酔管理を多く経験でき、集中治療室では、呼吸管理、血液浄化法を主体にした集中治療の経験が積めます。麻酔科指導医数名を中心として10名前後の麻酔科スタッフにより、心臓麻酔、経食道心エコー(TEE)、運動誘発電位などの中枢神経系モニターを指導できる体制ができています。
希望があれば、国内外を問わず、関連施設での研修もできます。

2到達目標

専門医の合格を目指す

初期臨床研修後の卒後3年目からの4年間を、来年度から他学会に先駆けて実施される(公社)日本麻酔科学会認定の麻酔科専門医研修プログラムのもとで、当院が中心となる責任基幹施設として、麻酔科専門医取得を目指してもらいます。
心臓麻酔では、周術期経食道心エコー認定試験(JB-POT)さらに心臓血管麻酔学会が認定する心臓血管麻酔専門医の合格を目指してもらいます。

3自身の修練医時代

日々の臨床を大切にする

わが国で、冠動脈バイパス術が行われ始めた頃で、当院で1日おきに心臓麻酔を行う日々を過ごしていました。毎日、新たな課題が見つかり、疑問と回答をメモして解決していきながら知識が増えていく喜びを感じていました。日々の蓄積のおかげで、当時と今は違うかも知れませんが、麻酔科指導医試験にも特別な準備をしないで臨んで、トップレベルの成績が得られ今は亡き恩師に褒められました。
日々の臨床を大切にすることの大事さを学びました。

4メッセージ

チーム医療の要

麻酔科は全身管理を行う診療科です。チーム医療の要でもあります。
術者なくして手術は行えませんが、患者さんに全人的医療を行うためには、麻酔科医の存在が不可欠です。
麻酔科医としての誇りを持って、麻酔科診療を行ってください。