看護部

Nurse

【新人看護師】

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プリセプター制度を体験して

 「私もいつかあんなふうになりたい!」

外科病棟に配属され、1年が経過しました。はじめは「こんな忙しい病棟で自分はやってのけるのか?」と思いました。昔から新しい環境が苦手で、慣れないことから同じ失敗を繰り返したりして、同期と比べ自分は遅れているとか看護師に向かないのではと思いつめることもありました。そんな私がこの1年間頑張り抜けたのは、同期や先輩方のおかげです。
プリセプター制度は新人1人に1人の先輩ナースがついて1年間を通し指導をして頂くのですが、日勤や夜勤もあるので四六時中一緒ではありません。このため、プリセプターと勤務が違う時は新人ファイルでやり取りをしていました。どんな処置やケア、業務を経験したのか、見学から見守り〜独り立ちと段階を経て指導をして頂きました。最低3回は見守りでついていてくれたので、自分ひとりで実施する時も不安は少なかったように思います。特に4月~6月は毎週ファイルを先輩に見て頂き、その中で説明を受けたけど分らなかったことや困っていること等も相談できました。
私のプリセプターは3年目のナースで、どんな時も患者さんに優しく、看護にも熱心で「私もいつかあんなふうになりたい!」と目標をもたせてくれました。私が落ち込んでいる時、「一緒に成長しよう」「人と比べないで自分のペースを大事にしよう。」と励ましてくれたことは、一生忘れません。2年目に入り、プリセプター制度は終了しましたが、先輩方のような看護師を目標にこれからも同期と一緒に学んでいきたいと思います。

事例発表を終えて

看護感を深める良い機会

1年目が終わる頃に、自身の看護実践を振り返り発表する事例発表を行いました。このような発表は初めてでしたが、私のプリセプターが症例の選定から、まとめ方まで一緒に考えてくれ、熱心に指導して下さったおかげで、無事発表することができました。
事例発表は、ひとりの患者さんから自身の看護について振り返り、看護感を深める良い機会となりました。日々、必死に業務を覚えながら、患者さんの病態や治療を学んでいく中でなかなか自身の看護を振り返る余裕がありませんでしたが、事例をまとめるにあたってプリセプターの先輩と自身の看護について話す機会もあり、今後看護を行っていく中で重要なことを再認識できました。

新人看護師の1日

8:00 朝食介助へ
9:00 手術出し
10:00 病室回診
11:00 カンファレンス

12:00 休憩

15:00 リハビリ補助
16:00 電子カルテへ記録
18:00 同期飲み会へ